気密測定

気密測定

奈良県Y様邸の気密測定を行いました。

家の隙間を調べる測定です。
家の床面積に対して、どれくらいの隙間があるかを調べます。
気密をC値と表し、次世代省エネ基準ではC値5以下と基準があります。
今回はその1/10以下、C値0.3ですのでとても良いです。

今の基準では気密値が悪く、スカスカの家でも断熱材をたくさん入れれば
等級4の断熱性能を名乗ることができます。
しかし、気密値が悪い住まいでは気密性能が必ず悪くなり、
絵に書いた餅になります。

そして、気密の悪い住まいは部屋の隅々まで空気の入替、換気をすることが
難しくなります。現代病と言われるアトピー、喘息、アレルギー対策には
気密の良い住まいでの計画換気が必要だと感じています。

橋本英樹